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映画「おくりびと」を見て ~ 感想 ~ [ラストメイク]

少し前になりますが、見てきましたよ~

おくりびと

とってもココロに残る映画です。

おくりびと表紙.JPG



葬儀に関わること、また関わる人のココロ、また遺族のキモチ・・・

いろいろなことが、忠実に描かれていました。


納棺という儀式にスポットを当て、その瞬間をとても美しく描き出していました。


この映画が公開され、見た方から「ほんとうにああいうふうにするの?」と良く聞かれます[耳]

葬儀屋さんによって、ほんとうにまちまちでしょう。

少なくとも私たちそうかみはキモチは負けていません。

お化粧・着せ替え・・・できる限りのココロをこめたお手伝いをさせていただいています。


映画と違うところ といえば、たくさんあるのですが・・・

映画の中では納棺に関わることすべてを、納棺師といわれる主演の本木さんと社長の山崎努さんがすべて自身で執り行っています。

遺族の方はじっと見守るだけです。

わたしたちそうかみは旅のお仕度に関して、なるべく遺族の方みなさまに参加していただいています。

そうすることで、少しでもみなさまがお別れをする時間を持ち、声をかけることができる・・・


状況に応じては、お着せ替えのお手伝い、またお化粧の口紅をぬってもらう・・・等。

私たち葬儀社は、遺族の方がお別れをするお手伝い をしているだけなのです。

送り出すのはあくまでも遺族の皆様なのだと・・・


おくりびと中.JPG



ひとつだけ[ひらめき]

どうしても気になったところがあります。

パンフレットの中で本木さんのコメントの中に

ご遺体一体一体が作品・・・

という文章があります。

もちろんそのあとに「不謹慎かもしれません」ということは書いてあるのですが、
この言葉に私はどうしても共感できません

不謹慎だから・・・という意味ではないのです。


ご遺体にお化粧を施す・・・

私たちは、その方を作り上げているわけではありません。

あくまでも、生前のその人らしさ をよみがえらせるだけなのです。

そういうキモチでお化粧させていただかないと、エスカレートしてしまいます。

もっときれいに、美しく・・・というのはやっている側の自己満足に過ぎないと私は思うのです。

そして、私の師である佐藤琴子先生にもそう教えられました。


あくまでも その人らしく・・・


おくりびと紹介.JPG



この映画をみて、私自身、自分の仕事に誇りが持てました[ぴかぴか(新しい)]

当然、以前よりもお客さまの目は強く向けられるでしょう。

ただ、私たちは今までどおりのキモチを忘れず

ココロをこめてお手伝いさせていただきたいと思います。


おくりびと言葉.JPG



追伸

いろいろな場面で涙が出てきましたが・・・

イチバン号泣したのは、

「汚らわしい[exclamation]

と広末さんに言われたとき・・・[たらーっ(汗)]



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by Naa


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